ウォータージェット

デザイナー向け展示会に出展しました

s-2012GAJYO02.jpgウォータージェット受託加工専門の米山です

 

 

もう3週間前になりますが「付加価値ある意匠デザインの可能にする加工技術展」に出展しました。 

 

 

s-2012GAJYO01.jpg主催者側でも初のデザイナー向けは初の試みということもあり、どれだけの集客があるのかとても心配のようでしたが、始まってみると本当に多くの来場者で、ほとんど来場の波が途切れることなく全く休憩が取れないほどの盛況ぶりでした。

 

会場は工業展示会としては異例中の異例で目黒雅叙園でした。

「デザイナー向け」ということで高貴なイメージのところを選んだようです。

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そんなわけで、当社の今回の展示はいつもの「部品加工」的なものより「デザインカット」的なものをチョイスしてみました。

 

「ウォータージェットによる素材と加工のコラボレーション」とでも申しましょうか、予想以上のご好評を頂きました。ありがとうございます。

 

それにしても目黒雅叙園は最高の場所でした。雰囲気はもちろんですが会場も廊下もすべてふわふわで高級な絨毯だったのでまったく疲れることはありませんでした。搬入もとてもスムーズでスタッフもなんだか優雅で...ビックサイトも絨毯敷きにしちゃえばいいのになぁ
更新:2012年05月31日

2012たま工業交流展!

ウォータージェット受託加工の米山です

 

恒例のたま工業交流展(2012.2.24~25)が無事終了しました。s-2012TAMA-TEN01.jpg

 

多摩地域の中小企業が多く出展し例年通りの盛況でした。ご来場及び当社ブースお立ち寄りの皆さま大変ありがとうございました。

 

今年は今までの昭和記念公園内の会場から、JR西立川駅が最寄になる産業サポートスクエア内の東京都立多摩職業能力開発セs-2012TAMA-TEN02.jpgンターでの開催となりました。

 

アクセスや駐車場など問題はありますがここはとても立派な建物で、他にも振興公社、産業技術研究センター、都連事務所などがあり多摩地域の拠点となるべく施設群です。今後の開催はここでおちつくかなっといった感じです。

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当社ブースは毎度変わり映えなく(涙)、ウォータジェット加工サンプル多数とウォータジェット切断動画の放映を行いました。

それでも本当に多くの皆さまにお立ち寄り頂き熱心に説明をお聞き下さり、さっそくご注文も頂き、出展の甲斐ありでした。

 

これは展示品のひとつで「2番人気」のシロノモ、「カメラレンズのカットサンプル」です。s-2012TAMA-TEN04.jpg

製品、構造物の内部評価、観察にウォータージェットを広く使って頂いております。

 

皆さん触っていかれるのでちょっとずつ中身がなくなってしまうので今回は接着剤で固定しました。30年前のレンズ、日本の匠の技がギッシリって感じです!

 

今回は地元開催だけあって地元支援機関のコーディネータの方々が大勢立ち寄られました。皆さまから「こうするといいんじゃない」とヒント、アドバイス(さらに叱咤、激励)をいっぱい頂きました。ありがとうございました!

更新:2012年03月07日

加工事例...CFRP(炭素繊維強化プラスチック)

ウォータージェット加工専門の米山です

 

 

最近アップした「加工事例」のご紹介です。

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CFRP(炭素繊維強化プラスチック)のキャリア風カットです。板厚は3.0t、外形刃切りφ290mm,センター穴を含め7個のφ50mm穴があいております。

 

軽量かつ強度のあるCFRPは部材の軽量化に役立ちます。また耐摩耗性、通電性、デザイン性にも優れた素材です。難削材であるCFRPにウォータージェット加工が適しており、ベラミ、バリなく切断できます。

 

右上のCFRPの写真、ちょっとカッコよくないですか!

 

「日経デザイン6月号」広告記事掲載用に撮ってもらった写真なんです。CFRPはデザイン性にも優れているので工業部品が写真の撮り方でベリー「アート」になるんですね。         

 

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ウチも普段は「日経ものづくり」に広告を掲載していますが「今回は日経デザインなんてどう?」ってアントラムさんのご提案。

おかげさまで評判は上々です。

 

アントラムさんは中小製造業向け販路販促広告制作会社(広告コミュニケーション企業)で「日経ものづくりなど」向けの広告制作はもちろんのこと、その読者さん向けプライベート展示会(パートーナーフォーラム)を開催したりetc...とてもアグレッシブな広告屋さんです。

 

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 アントラムHP http://www.antrum.co.jp/index.html

 

 

 

 

更新:2011年07月14日

機械要素技術展が終了しました

ウォータージェット加工専門の米山です

 

ビックサイトでの3日間の展示会が終了しました。去年に比べて来場者が多かったように思います。また質問をされるお客さまが「とても真剣で活気に溢れている」ように思いました。

 

今回は工場が忙しかったため久しぶりに私が展示会リーダとなり準備を含め4日間会場入りしました。それにしても「コンクリートの上に立ちっぱなし」はかなりきつい!

いつも展示会リーダの行平君は「仕事の方がきついっすよ」と一言...運転とデスクワーク中心で普段からろくに運動もしていない私にはつら~い3日間でした。

 

工場が忙しいながらも初日は清水さん、2日目は山ちゃん、3日目は行平君が説明員として会場入り、所長も準備・初日・2日目と会場入りして展示会に臨みました。

お客さまは営業である私の口八丁手八丁の話よりオペレータとして普段からウォータージェットを使って色々な案件をこなしている3人のリアルな説明に真剣に耳を傾けていました。まいっか。

 

現在、工場では4号機(1200×2400オープンキャッチャ)はチタン8t大板加工が始まり、5号機(1200×2400ベルトタイプ)はガラス25t×500×2700加工の真っ最中、3号機(1000×1000テーブルタイプ)は相変わらず小間物や特急品対応で大わらわ。ガラスは特に取り扱いに細心の注意が必要なので心身ともにかなり疲れます。

 

そんな中での展示会出展でしたが説明役、留守役それぞれ皆さんお疲れさまでした!

 

 

更新:2011年06月25日

2011機械要素技術展が始まりました 6/22(水)

ウォータージェット加工専門の米山です

 

ビックサイトの展示会が本日(6/22)より開催しました。初日から多くの来場者です。     s-IMG_0215.jpgs-IMG_0217.jpgs-IMG_0212.jpg

 

 

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今回は趣向を変えて「大物・厚物フェア」での出展です。展示物もいつもの小物・薄物から厚物を増やしました。

 

さすがに大物は持って来ることができず小物サンプルでご勘弁を!

 

 

 

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展示品のご紹介、リング1/6形状×アルミ40mmt 

写真の歪みでテーパ具合が伝わらずスミマセン…

 

 

 

 

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アルミ145mmt、上の写真40tは上から下まできれいですが、こちらは切断面の半分くらいから水流の乱れが発生しています。

 

ウォータージェットの悪い部分のサンプルなのですが結構お客さまには人気のある逸品です。

 

 

 

 

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アルミ20mmt×60×60切り文字です

「見」の中の横線は約1mmですが歪みもなくきれいに残っております。

 

なんだかアルミばかりの写真になってしまいましたが同じように何でも切れます。展示品は各種素材を展示しておりますので是非ご来場を!

 

 

 

更新:2011年06月22日

「たま工業交流展」がはじまりました 2011.2.18(金)

DSC_0060[1].JPGウォータージェット加工専門の米山です

 

東京多摩地域最大の中小企業の工業展示会(期間2月18日(金)~19日(土))が始まりました。

弊社も恒例行事として出展しています。

 

 

 

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 展示品です。素材でいうとチタン、ニッケル、アルミ、ステン、鉄、フェライト、セラミックス、CFRP、ポリカ、アクリル、ゴム、シリコンゴム、不織布、ガラス、石etc、さらには発泡材、焼結材、積層材、異種複合材、貼合せ材、接着品、接合品のほか、一眼レフレンズ、マウス、ハードディスク、音楽モバイルのカットサンプルの展示をしています。

 

 

 

これは一眼レフのカットサンプルです。すごいですね。超精密部品、技術の結集です。2011tamaten-03.JPG

 

 

 

 

 

 

更新:2011年02月19日

日刊工業新聞「ウォータージェット特集」に広告と記事が掲載されました

ウォータージェット加工専門の米山です

 

7月30日の日刊工業新聞の「ウォータージェット特集」米山製作所のウォータージェット広告と記事が掲載されました。

 

この「ウォータージェット特集」で主幹記事を書かれた八戸工業高等専門学校の沢村先生の文章がとてもわかりやすくウォータージェットを説明されていますので掲載させて頂きます。

 

 

~「精密な加工技術を実現するウォータージェット技術」

毎秒数百メートルの流速で噴出される水ビームの持つ高密度のエネルギーを利用したウオータージェット加工は、装置の技術的な進歩や、水ビームや加工プロセスの理解により、現在では、機械加工に劣らない高精度加工が可能になってきている。また、近年、航空機産業などで高い需要がある炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などの難切削材料への適用において大きなメリットがある。さらに、5軸制御装置の導入により、多種多様な形状を1システムで製作可能であることから、今後の応用分野の拡大が期待される。

 

【熱変性しやすい材料への使用が容易】

◆アブレシブウオーター ジェット加工の特徴

ウオータージェット加工のメリットの多くは、超高速の水ビームを利用した非接触加工であることに起因している。まず、水の持つ濡(ぬ)れ効果により、コンクリートのような従来の機械加工では粉塵を発生しやすい材料の加工においても粒子の飛散を抑制できる。

また、硬質材では、機械加工の場合は工具と材料との接触により熱が発生し、材料自体が高熱化するが、ウオータージェットの場合は連続して衝突する水ビームが切削とともに発生する熱を逃がすことにより加工部分の高い冷却効果が得られる。実際、硬質材をアブレシブウオータージェットにより切削する場合、噴流中の研磨材と材料との衝突時に火花が発生することもあり、水の加圧時には水温上昇も見られるが、水温が100度Cを超えることはないため、熱変性しやすい材料への使用も容易である。

また、一般的な切断加工では、穴径1ミリメートル以下のノズルから水ビームを噴射するため、切断代が小さく材料の歩留まりが良いというメリットもある。

アブレシブウオータージェット加工は、主に、アブレシブノズル出口までに水ビームにより加速された研磨材が材料表面を衝突時に削り取ることの積み重ねにより進展する(図)。そのため、加工精度は研磨材の軌跡に大きく影響を受ける。例えば、切断加工時の送り速度と切断幅との関係を見てみると、送りが速い場合には板材下面側が十分に加工されていないため上面側より狭くなるが、送りが遅い場合には噴流下流での拡散による広がりが切断部に転写されるため下面側が上面側より広くなる。また、深い領域ほど、噴流の直進性が失われ、加工の進展速度の変動が大きくなり、送り方向とは反対方向にそれていくため、切断面が粗くなる。

 

一方で、研磨材が直進性を十分に保っている領域では、衝突の影響を受け変形を生じる部位は大変狭いため、材料の変形やひずみ、残留応力が生じにくく、切断面の表面性状も良好である。

 

【軟質材から硬質材まであらゆる材質を加工】

◆特殊材料で発揮するウオータージェット加工の実力

ウオータージェットは、軟質材から硬質材まであらゆる材質を加工できるという特徴がある。刃物では形が崩れやすい材料でも、ウオータージェットでは噴流の衝突部分のみ削り取られるため変形しにくい。研磨材を混入して加工能力を上げたアブレシブウオータージェットでは、金属やガラス、セラミックスの加工も可能である。

最近では、航空機業界において軽量化のため大変注目を集めている素材であるCFRPの加工でもその実力を発揮している。CFRP加工では、炭素繊維を切断するため、従来の機械加工方法では摩耗により工具寿命が大変短くなり品質低下の恐れが生じる。

また、工具と材料との摩擦により発生する熱のため、母材が変質したり、炭素繊維の抜けが発生したりして強度低下につながる。さらに、CFRPのような積層構造の材料では、層と層との接着面のはく離(層間はく離)が発生し、材料破壊の原因になりやすい。

毎秒数百メートルの流速で噴出される水ビームの持つ高密度のエネルギーを利用したウオータージェット加工は、装置の技術的な進歩や、水ビームや加工プロセスの理解により、現在では、機械加工に劣らない高精度加工が可能になってきている。また、近年、航空機産業などで高い需要がある炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などの難切削材料への適用において大きなメリットがある。さらに、5軸制御装置の導入により、多種多様な形状を1システムで製作可能であることから、今後の応用分野の拡大が期待される。

 

 

【噴流の形成方法改善で高精度化の実現も】

◆ウオータージェット加 工技術の新分野と高速度 ・高精度化への期待

5軸制御装置を使用するメリットは複雑形状加工だけにとどまらない。水ビームがわずかに送り方向を向くようにノズルを傾けることにより切断面の表面性状を向上させるなど、加工中のノズル位置・姿勢などをセンサーで観測し補正・制御する機能を付加することにより、従来の機械加工に劣らない高精度化が達成できる。

 

また、噴流性状に加工状態が大きく影響を受けることから、噴流の形成方法の改善により高精度化を図ることも可能である。アブレシブウオータージェットの形成方法は次の二つに大別される。一つは、水ビームを噴出するウオーターノズルと研磨材を吸い込む閉空間(ミキシングチェンバー)と、研磨材が水ビームと混合し、加速するアブレシブノズルから構成されるインジェクションタイプ。もうひとつは、あらかじめ水と研磨材を混合させておき、スラリー状にして噴出させるサスペンションタイプである。インジェクションタイプに比べ、サスペンションタイプは、研磨材の加速と直進性に優れているため、加工能力も高く切断面性状も良好である。

しかし、現在、装置内に研磨材を高速で流すため装置寿命が短いという欠点と、コストパフォーマンスと扱いの容易さからインジェクションタイプが主流である。

これまで、ウオータージェット加工の高精度・高効率化のために、さまざまな工夫がなされてきている。しかし、CFRPのような従来の機械加工では困難な新素材の加工などへの応用範囲の広がりと、さらなる高精度・高効率化に対応するために、未解明の噴流性状や加工のプロセスの調査が必要不可欠である。

そこで、八戸工業高等専門学校機械工学科では、アブレシブウオータージェットの加工能力の詳細を調査している。同時に、実験では調査が困難な、噴流の拡散や変動といったパラメーターの加工表面に対する影響を明らかにするために、加工プロセスの数値シミュレーションを行い、高精度加工に適した噴流形成と加工方法について研究している。

ウオータージェット技術は、発展途上の技術である。現在使用されている圧力よりさらに高圧力で水ビームを噴出すれば、少量の研磨材でより厚い材料を高速で切断可能になる。その一方で、高圧化に対する安全性への配慮も必要となる。多種多様な材料への対応はもちろんのこと、ポンプの省エネ化やシステムの長寿命化、使用済み研磨材や切削くずの処理など環境への配慮も含めた総合的な研究・開発が望まれる。

八戸工業高等専門学校
機械工学科
准教授 沢村 利洋

 

 

以上、日刊工業新聞「ウォータージェット特集」より~

更新:2008年07月30日