研磨材などを混ぜないで高圧に高められた水をφ0.1~0.3mm程度のノズルから噴射してカットすることをハイドロジェット加工という
水のみなので硬質の素材には向かないが、スポンジや軟質ゴムなど柔らかい素材を形状カットできる。ジェットの幅がアブレイシブタイプに比べ狭いのでより複雑なカットが行える。外形のみでなく内側の形状カットもできる。
水流に液体ポリマーなど粘度のあるスラリーを加えるタイプもある。アブレイシブタイプほどではないが切削性が増したり、通常のハイドロタイプに比べ切断面がきれいだったり抜けバリが少ないといったメリットがある。